私の住んでいる地方都市には高齢化少子化の影響からか空き家が非常に増えています。特に高齢者夫婦が亡くなって首都圏に住む息子が相続をして、そのまま放置されてしまうことが多いようです。安い解体業者を探すにしても解体して更地にするにはお金がかかるし、思い出を壊すのに気が引けて、問題を先延ばしにすることが多いようです。私の住む地域には首都圏からの移住希望者が多く、賃貸物件が慢性的に不足しています。また若い移住者が多いので低額で住める住宅が求められています。そこで行政が空き家バンク制度を創設して、移住者とのマッチングをしています。また、空き家の清掃、リフォームにも補助金を出しているので、家主は手出しが少なくリフォームができます。家賃収入も得られますし、人が住むことで家の痛みも防ぐことができるので有効な制度だと思います。今後は空き家を民泊として利用する条例も準備中ということでさらに今後は空き家を有効に活用して地域のため使われることを期待しています。
最近のコメント