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元空き家ならではの賃貸契約書

わたしは田舎の畑つき一軒家に住んでいますが、元々は空き家でした。

大家さんは50代後半ですが、近くに住んでおり元はおばさんが一人で住んでいたそうです。最後は老人ホームに入ることになり、生きている間は戻ってくるかもしれないので維持したらしいですが還らぬ人になったので貸しにだすことにしたそうです。前橋市の工務店がおすすめする岡山市内の安い解体業者にお願いすることも一時考えたそうです。

なので、わたしが下見にきたときには家の中のものがほとんど揃っていました。冷蔵庫から食器、布団まで。人が使っていたものを使うのを嫌がる人もいますが、わたしは喜んで使わせてもらっています。

そして、通常の賃貸契約書にないと思われる項目がありました。
それは「必ず畑をやって収穫すること」。

これは固定資産税に関係します。耕作地として登録されていたのが現在無人で草むらになっていました。このままだと雑種地になってしまい固定資産税が10倍以上になるのだそうです。

もともと畑をやりたくて田舎に引っ越してきたこともあり、まったく苦にならない条件提示なのですが、空き家についている畑が放置されがちなのは固定資産税が安いからかもしれません。